1975年生まれ。京都府出身。OVA作品『トップをねらえ!』(監督・庵野秀明、1988〜1989)を見て、アニメーターを志す。代々木アニメーション学院大阪校のアニメーター科で学んだ後の1996年、京都アニメーションに入社。2000年から放映されたテレビ・アニメ『犬夜叉』の一部の話を京都アニメーションが請負制作した際、作画監督としてデビューを果たす。京都アニメーション請負の回における主人公が最もかわいいと評判になり、アニメ・ファンの間で池田の名が知られるきっかけとなる。京都アニメーションの代表作となるテレビ・アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006)でキャラクター・デザイン、総作画監督、作画を担当。オープニングにおけるキャラクターのダンスが話題となった。2015年から放送され、劇場版も制作された『響け!ユーフォニアム』シリーズでもキャラクター・デザインと総作画監督を担当。同シリーズはテレビ・アニメ3クール、劇場版4作、スピンオフ映画1作が作られる人気作となった(2025年4月現在)。社内ではムードメーカー的な存在で、仕事に対する情熱を態度でも言葉でも表現していた。アニメーション制作に携わるキャリアの過程で出産を経験したこともあってか、アニメーション制作の現場でのキャリアを一時的なものにしてほしくないという気持ちをもっており、後輩が結婚と出産を経ても働き続けられる環境の整備に奮闘した。制作者としてだけでなく、京都アニメーションの取締役も務めた。2019年京都アニメーション放火事件により、44歳の若さで惜しくも逝去。
池田晶子
[1975 – 2019]いけだしょうこ
- 主な所属
- 京都アニメーション
- 主な役職・肩書
- 取締役、作画監督、キャラクター・デザイン、原画
- デビュー作
『犬夜叉』(監督・池田成、青木康直、2000~2004) 作画監督
- 代表作
『犬夜叉』(監督・池田成、青木康直、2000〜2004)
『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督・石原立也、2006)
『響け!ユーフォニアム』(監督・石原立也、2015〜)
- キーワード
- #京都アニメーション, #作画監督, #キャラクター・デザイン
プロフィール
書誌
- 南陽子「京アニに情熱をそそいだ亡き妻へ 「ごめんしか言えない」」、『毎日新聞』デジタル版、2021年7月17日.
- 山本康介、南陽子、真野敏幸「「ハルヒ」「ユーフォニアム」でキャラクターデザイン、ファンの絶大な支持 池田晶子さん」、『毎日新聞』デジタル版、2019年8月27日.
- 「「ハルヒ」に重なる笑顔とエネルギー 「もっと上手になりたいねん」 エンドロールの輝き~池田晶子さん」、『京都新聞』デジタル版、2020年7月17日.
- 「#京アニ つなぐ思い もっとうまくなりたい〜池田晶子さん」、NHK、2022年7月15日.
- 構成
- 宮本裕子
- 編集
- 須川亜紀子

